もうこんな美容師は嫌だって話。
今日の格好。
マ◯オみたい!!
そう言われるのが嬉しい石橋です。
ふふふ。
意識してますから!!(笑)
さて、今日の本題。
ネットを見てると、
いろんな情報が流れて来る。
もちろん美容の話もたくさんある。
今日はちょっと気になった情報があった。
この画像↓
どこの美容院かは知らない。
この画像も、僕が勝手に崇拝している
とある有名美容師さんがシェアしてたので
勝手に拝借(笑)
しかし…
カットが
27000円…だと…。
ひえーーーーー。
ボッタクリ…と、思われるかも。
でもこれ、実は
僕らの憧れの美容師(美容院)の在り方。
何でそんなに高いのか。
たとえばグラッシーのカット。
僕は正規料金、
4200円でいただいている。
仮に1人1時間かかるとして、
1日8人こなして、かける営業日数。
リアルな数字を出すと、
いやらしい事になるので、
そのへんはご想像におまかせ。
100万円売り上げて1人前と言われる美容師。
上の計算だと、とてもじゃないが、
そんな売り上げは無理である。
しかも、
1日8人コンスタントにこなした場合である。
(そんなに都合よくお客様は来られない)
中には1時間で終わらない人。
そのほかのメニューがどうしても必要な人。
カウンセリングに時間をかけたい人。
いろんな人がいる。
じゃあ、
『もっと時間をかければいいじゃない』
というはなしになる。
しかし、その場合、
『価格がもっと上がるけどいいですか?』
ってことになる。
この原理からいえば、
上の画像の美容院は、
『あなたのためにしっかり時間をとって、
納得がいくようなスタイルを
必ず提供します』
という自信のあらわれだとおもう。
『30分で終わらせればいいじゃないか』
もちろんある程度の技術スピードも
必要だと思う。
だけど、お客さんの本当の悩みは、
1分2分のカウンセリングで
なかなかわかるものではない。
下手したら20分以上カウンセリングを
行うことだってある。
そのあと10分で切れ?
いやいや、無理だろ(笑)
ザッとしたカットに、
乾いてないドライ。
まとまらないブロー。
あなたはこれにお金を払うのだろうか??
もうこれは1000円カットである(笑)
そもそもカットの適正価格は?
地域性もあるが、
画像のような値段まではいかないとしても、
僕は美容院のメニューの価格は、
もっと高くてもいいとおもう。
世の中の風潮が
『安いがエライ』
と、なっているが、
美容院は、物販ではない。
人的サービスである。
安くするということは、
自然と自らの価値を下げているということ。
世の美容師がそこに気づいたら、
美容院の価格競争は無くなるはずである。
まぁ、そんなこと言いながらも、
うちが値上げをするわけじゃないけど…。
強みは何なのか
僕には幸い、
- 髪質の悩みがある人。
- 毛量の多い人
- ボリュームのでやすい人
- 髪の硬い人
なんかが得意!
という強みがある。
髪の多く、太く、硬く、クセの気になる人。
そんな人が得意である。
『髪質の良い人は、来なくてもいい。』
と言うくらいの自らのスタンスである。
しかし、
『何のメニューの組み合わせでも
10000円でやります。』
『うちはカット半額。カラーも半額。
全メニュー半額です。』
とか、情報誌なんかにはよく書いてる
なぜ安売りをするのか。
ずばり
安さしか強みがないからだ。
そして価格競争へと陥り、
雑な仕事が増える。
暴露しよう(個人的な意見です)
安さが売りのお店とは、
- 新人の経験値を積ませるため。(練習)
- スタッフが多くて、お客様をたらい回しにできるお店。
- 安くしないとお客様が来ない、ギリギリのお店。
なんじゃないかと僕は考える。
もちろん、当たりなお店もあるが、
僕の知る限りでは、安売りしない所ほど、
お店に活気がある気がする。
結果、何が言いたいのかというと。
美容師向けなのか?
お客様向けなのか?
長々と書いてると、
誰に向けて書いてるかわかんなくなるのが、
僕のブログ。
今日のブログはちょっと口の悪い文章もあるけれど、これからの美容師は、それぞれこ『強み』で勝負する時代だとおもう。
ありがたいことに、上で書いた僕の『強み』
を気に入っていただき、現在の価格設定で、
順調に美容師人生を歩んでいけてる。
特に今からすぐに値上げをしたいとか、
そう言うわけじゃないが、
美容院の価格設定には、いろいろな
『想い』
が込められてることを知っていてほしい。
僕は安さを売りにする美容師には
絶対になりたくない。
と言うことである。
あぁ、なんか長文になっちゃったな。
最後まで読んでくれた方。
本当にありがとうございます。
明日はワ◯オみたいな格好で仕事します。
石橋でした。
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